予選第5試合です。4位さえ取らなければ良い状況でした。
サプライ
選んだ戦術
その他の戦術
基本的に直接使用する必要は薄い。
今更ラクダの隊列を入れても遅すぎるという場合はこちらのほうが良いがそれくらいの終盤ならば庭園や絶望公領のほうが良いだろう。
5-2を引いたので聖域-地下貯蔵庫で入り妖婆は他人に任せる方針にする。
予選通しての感想ですが移動動物園は複雑怪奇な展開が多発する環境なのでどんな試合になるか戦々恐々としていました。
予選第5試合です。4位さえ取らなければ良い状況でした。
予選第4試合です。
この時点で12点を確保しており予選通過まではあと2点。(3位2回か2位以上を1回)。
上位よりも下位を回避する動きが必要な状況になっていました。
予選第3試合です。初めて来た人は第1試合のレポートを見てください。
タイトル通り予選第2試合です。
羊の習性
牧羊犬が2金出すこともできるのが何よりも強く他の使い方はすべておまけである。
デッキが回り始めると習性無しで8金は出るため基本的にドローしたほうが良くなる。
見張り込み3金は5金にしてパドックを取るほうが良い。
見張り
銅貨圧縮とトップ操作から牧羊犬リアクションを大幅に安定させるため1枚は欲しい。
牧羊犬争奪戦が激しい場合は初手から入れるのは難しくなるが基本的に初手で入れたほうが強い。
そり
アクション権に限りがあるため直接使う機会は少ないが、リアクションで獲得物を手札に入れる動きは実質キャントリップ(手札に加えるカードを選んでいる分それ以上)なので1枚くらいは入れてもよい。
隊商
改築で屋敷を隊商にするのは一般的には悪くない動きだが牧羊犬のほうが強い。
何も山が枯れない展開で事故が怖いならばありえるかもしれない。
savekimoです。
第2回ドミニオンGPに参加し、予選29位本戦6位という結果だったのでレポートを書きます。
ドミニオンGPはオンライン上で二日間にわたって行われた大会で参加者74人(うろ覚え)のなかからトップを決めます。
参加者には過去の日本選手権優勝者やオンラインの世界選手権8位(二人戦)の方も参加する非常にレベルの高い大会です。
レポートの性質上初心者には読みにくい記事になるのは当たり前なのですが、敢えて初心者にも読みやすいものにしようと思い立ったら1試合1記事で書かないといけなくなりました。
初心者にわかりやすい記事を心がけるために戦略や基本的なカードの使い方をメインで書きます。
普通のレポートが読みたいだけの人は後半の実戦と雑感だけ読んでください。
貸し馬屋を並べる
貸し馬屋は複数並べた上で4コスト以上を複数枚取れると爆発的に出力が出て動きも安定するのでこれを狙う。
雪深い村は普通の村鍛冶では採用しにくいが馬を連打してからターミナルアクションを並べればよい動物園環境では非常に使い勝手が良い。
3コスト最強クラスのがらくたと4コスト最強の賞金稼ぎが居るので初手はこれで確定。
5-2を引く不運な人は貸し馬屋or賞金稼ぎ―博打で。
3金が出ればがらくたが購入できるし3T目の5金も確定する手となる。
2-5引いたら周囲をダブルボトムさせない限り勝てないから黒魔術の準備をしよう。
貸し馬屋を3枚並べられれば勝利は手堅いはずだ。
・書庫ステロ、策士ステロ
全くパワーが足りないため話にならない。
・書庫コンボ
圧縮が容易で入ってきた勝利点も追放で対処できるが、雪深い村との相性が悪くアクション由来の金量も貸し馬屋以外微妙なため全くパワーが足りない。
ちなみに書庫と貸し馬屋の相性は良くない。貸し馬屋が並べられるならば書庫などなくとも引き切りは余裕である。
博打
底に沈んだがらくた、賞金稼ぎ、貸し馬屋、策士を打てる神イベント。
馬や雪深い村が落ちないなら積極的に買ってよい(もちろん購入に必要な金量は残す)。
またがらくた、賞金稼ぎ、策士を引きそうなら手札を1枚は残しておくことも必要である。
カウンティング必須なので苦手な人も頑張ろう。
がらくた
銀貨無しで5金が簡単に出るので銀貨よりも1ドローや馬を選びデッキ回転を優先する。
コインと購入権は必要に応じて。
雪深い村
引けないととても辛いため事故回避に2枚入れてもよい。2枚同時に引くと少し悲しい。
銀貨なんか買うよりは2枚目のこっち。
馬丁
貸し馬屋を集めること、賞金稼ぎがらくたを使用することのどちらにも寄与しないため基本的に取る必要はない。
貸し馬屋で馬が取れる4コストであり、同時に1点が取れるキャントリップになるため貸し馬屋を並べたときの余った4金で取るのはアリ。
航海士
博打と相性が良いため暇なら取っても良いがそんな手数は無い。
最終的にはこんなものにアクション権を割きたくないのもマイナス。
停泊所
一応役に立つが余剰金量はだいたい博打したほうが強いので取る機会はほぼない。
密猟者
周りのカードが強すぎるため取る必要性は無いが博打を使った策士ループをするならば一考の余地はある。
策士
最も評価が難しく腕の差が出るカード。
しかし予選通過する程度なら扱えなくても問題ないと思う(なかった)。
博打で策士を引き当てることで財宝を使用しながら策士ループが組むことができる。
捨て札に策士を置く方法としては次の2つ。
1, 密猟者で捨てる(貸し馬屋が枯れている必要あり)
2, 引き切った状態で購入してから博打を行い、手札の策士はがらくたで廃棄する。(馬がめくれてしまうのが欠点)
貸し馬屋だけでデッキが安定すると考えていたため狙ってやる必要はないと考えていたが、上手いプレイヤーはやっていたので手を出してもいいのだろう。
なお出力が低すぎるので財宝を使わない策士ループはやってはいけない。
無事4-3スタートなので博打でがらくたの底沈みを回避しながら貸し馬屋を3枚並べることに成功。
途中策士を購入するか悩んだが貸し馬屋が3枚取れないと非常に苦しいことから無視。
完全に1位を取れる動きだったが最終ターンで馬8枚が沈んでしまい「このデッキ半分以上馬なんだ…」と呟きながら下位手番のしゃみーさんに同点敗北。
引き切れなくても2枚ある馬丁のうち1枚でも引けていれば勝てただけに悔やまれる結果だった。
第1回GPのときに運営が「1試合目は緊張がほぐれるよう基本を押さえていれば戦えるサプライにした」と言っていたので今回もそうなのかなと思っていたら予想通りでした。
最終ターンの直前に17金2購入が出ており、馬12枚と停泊所でがらくたを脇に置けば大丈夫だろうと高を括っていたのが良くなかったです。
ベストは停泊所をがらくたで廃棄して18金にし、博打でリシャッフルを入れることで馬5-6枚を確定させる動き。
こういう甘さが上位陣とのレベル差を感じさせてくるなあという所感。
順位だけ見れば悪くないが勝てる試合を落とすというところで嫌な流れを感じていました。