2021年3月2日火曜日

第2回ドミニオンGP 本戦第2試合レポート 初心者向け

本戦2回戦です。
4人戦農民は素人なので話半分で聞いてください。

サプライ



選んだ戦術

農民育成コンボ

農民は育成にだいたい8-10ターンほどかかり、教師の恩恵を受けるには+2ターンは必要である。
属州が枯れるゲームでも11-13ターンほどで終わる4人戦においてはそこから勝利点行動を行うのは間に合わないことが多い。
しかし植民地場なら展開が遅くなるため門下生や教師という(十分な回数使えれば)強力なカードを育てる意義が大きくなってくる。
従って採集者で圧縮しながらパーツを集め、門下生と教師で出力を大幅に上げるコンボ戦法を取りたい。
集めるパーツについては呪われた村(1枚目)>地下墓所>その他の優先順位。
地下墓所を最終的なドローソースにしたい関係で呪われた村は多くは必要ないが、アクション権が安定せず兵士のハンデスが飛び交う序盤では非常に優秀である。
地下墓所を使用しない場合は願いの井戸と家臣をメインに戦うことになるが、パワーには劣るので一向に5金が出ない場合の代替案になるだろう。
全員がコンボに向かう展開では三山終了で終わる可能性が高いため、出力に2ターンかかる教師よりも門下生のまま勝利点行動を行う可能性を考えておきたい。

その他の戦術

地下墓所ステロ
植民地場なので遅すぎるが残り3人がコンボで三山展開になった場合勝利点行動が早い分勝機はあるかもしれない。
かなり薄い勝機なのでやめたほうが良いが。

その他カード評価
岐路
採集者で圧縮する関係上ドローには期待できないが3アクション出ることは優秀なので地下墓所のためにも入れておきたい。
農民の購入権の関係で余った2金を活かせるために2巡目に入れたくなってしまうがあまり有効ではない。
この段階でアクション権は必要ではなく、兵士のハンデスがあるとうまく扱えないため5金を出す邪魔になってしまう。
後述するがパトロンとは相性が良い。

家臣
願いの井戸と相性が良いため、交互に買うくらいのバランスで良いかと思われる。
可能ならばこれだけで金量を賄いたいが現実的ではないので白金貨も1枚は使う必要がある。

願いの井戸
家臣と(一応)パトロンとシナジーがある。
3金でデッキを2枚掘ることができ、複数枚確保しやすいため教師でトークンを置く候補になりえる。

銀貨
5金を出したいサプライなので手を伸ばしたくなるが、基本的に邪魔になるので家臣やパトロン、漁師で補いたい。
デッキ1枚太るというのはそれだけ重いことなのである。

パトロン
岐路と強いシナジーがある。コイントークンだけではなく余ったアクション権を貯金できるというのが非常に強い。
一方で引き切りには直接寄与しないため潤滑剤として1枚入れるくらいがよいだろう。

地下墓所
門下生で最も増やしたいカード。
十分な数確保できれば教師でアクショントークンを乗せるのが最も使いやすい。

彫刻家
3金以下のカードを軸に動く場合は優秀であるが5金出たならば地下墓所を取りたいために優先度は低い。

農民
一人育てるのも二人育てるのも手間はそう変わらず、門下生2枚でも門下生+教師でも強力であるため2枚は入れたい。
状況によっては3人育てるのもアリ。

兵士
このカードのせいで2巡目と3巡目は民兵が飛び交っているような環境になる。

門下生
獲得する玉座の間は非常に強力でこれ目当てで農民を育てることはしばしばある。
門下生を獲得する段階ではほぼ引き切りデッキとなっているために、2回使用から獲得したカードをそのターンに使用することで莫大なアドバンテージを稼げる。

教師
農民の最終目標…であるのだが非常に遅い。
昇進にかかる手数だけではなく、使用ターンは廃墟にも劣る生産力で恩恵を受けられるのは次のターンという状態である。
門下生の優秀さを考えればトークンが載った状態で最低2ターンは動かないと損であるためゲーム終了までに取り返せるのかはよく考えたい。
むしろ悩むなら昇進させないほうが良いだろう。

実戦の流れ
2番手3位 12T 植1 10VP

採集者ー農民で入り、とりあえず農民の育成を重視しながら3巡目以降の5金を狙っていくことにする。
そして2巡目、採集者が沈んで悲しい気持ちになる。
間に合わない農民はやるだけ無駄であり、農民を無視したルートに舵を切ろうにも他に出来ることもないサプライなのでまずは農民を全力で育てようと2枚目の採集者と岐路(要らなかった)、農民を加える。
そして3巡目には兵士が沈む。
兵士無しでは5金も出ず、せめて成長速度だけはついていくために願いの井戸だけを買い続ける。
そして4巡目、沈んだ兵士がもう1枚の兵士ときっちり被ったので全く5金が出ない。
中途半端な枚数しか確保できない地下墓所よりも独占状態の願いの井戸を教師で強化したほうが良いと判断、願いの井戸だけを買い続ける(というよりも願いの井戸しか買えない)。
5巡目には脱走兵が沈む。どうなってるんだ…。願いの井戸だけは5枚確保する(5ターンも願
このあたりで教師まで育てるのは間に合わないので前のめりに家臣を取るほうが良かったようにも思う。
その2ターン後、井戸だけを取り続けたこともあり山札は3枚を残して引き切れた。
その3枚は…門下生・脱走兵・家臣!!!負けです!!!!

三山が近い中で勝利点行動が遅かった人が居たので植民地を1枚だけ買ったところで願いの井戸、地下墓所、採集者の三山でゲーム終了。
なお、まともに教師を使えるところまで育てられたのは一人だけだった。


雑感
何をやっても最悪な引きだったので勝利点タイミングを見極めて3位に入れただけマシだったと思いたい。
1試合目での黒魔術の反動だろうか。
サプライとしては兵士のハンデスが痛いので5金を出すためには漁師やパトロン、家臣が必要であるのが2人戦との違いだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿