2021年2月24日水曜日

第2回ドミニオンGP予選第4試合レポート 初心者向け

 予選第4試合です。
この時点で12点を確保しており予選通過まではあと2点。(3位2回か2位以上を1回)。
上位よりも下位を回避する動きが必要な状況になっていました。

サプライ

選んだ戦術

玉座と艀でコンボ
遅延というイベントは購入権をアクション権に変換するイベントである。
つまり遅延があると艀は+3カード+1アクションと書いてあるただのぶっ壊れカードとなる。
玉座の間を組み合わせることで艀以外のアクションも使いこなせるようになるため玉座の間と艀の枚数を最大化する手を取りたい。
初手について4金は金貸しで良いが(圧縮がこなせる銀貨は最強である)、3金は好みが分かれるだろう。
玉座の間重視の工房、回転重視の倉庫、5金率重視の銀貨、回転と金量の折衷案としての配給品が候補となる。
これらの2巡目5金率は50%、80ー90%(大体)、90%、80%くらい。
安定感を重視するなら倉庫が頭一つ抜けているようにも見える。
(倉庫の"2巡目"とは何であるかについて様々な意見がありますが魔女娘ー銀の5金率が83%であり、それ以上であるという仮定で書いています。悪しからず)
いずれにせよ工房1枚は入れる必要があり、理想としては艀も玉座の間も3枚ずつは欲しいところ。

その他の戦術

艀ステロ
艀を複数枚入れても持続を選ぶことで事故率が少なく、購入が出るため過剰金量も発生しない艀はステロでも優秀なカードである。
しかし遅延のせいで大量に入れたアクションが事故らないこのサプライではステロをする動機が全くない。

その他カード評価
配給品
実質キャントリップ1金、事故らない代わりにドローが遅い行商人と考えられる。
さらに重要なのは初手に馬が確定することであり、「玉座の間を遅延したがアクションを引かなかった」という致命的なケースを回避できる。
手数が厳しいために入れる余裕は作りにくいが可能ならば1枚は入れたいカード。
銀貨を買うくらいならばこちらにしたい。

前駆者
家臣と相性が良いが家臣を確実に命中させるためにこれも入れるのは手数をかけすぎである。入れる必要はない。

家臣
圧縮が強くないため命中率は低い。
遅延で対処できる枚数までなら入れてもよいが入れすぎるとさすがに事故るため最小限にしたい。

倉庫
コンボ構築において倉庫は必須であり、屋敷を廃棄できないサプライなら単純に「+3カード、+1アクション」と考えてよい。(2枚以上入れると別だが)

工房
優先順位としては「玉座の間>倉庫>その他」で使用したい。

宝の地図
揃えること自体は容易だが玉座のほうが先に取りたいので入れるタイミングがない。
振れ幅が激しいためにトップを取らないと意味がないという状況なら無理して狙っても良いか。

市場
艀と玉座の間が人権なので枯れるまでは入れる必要はない。
そして枯れたら勝利点行動をしないといけない時間であるために取る手数は無い。

実戦の流れ
4番手3位 12T 属3公1屋3 24VP
5金が出したいが銀貨は呪い信仰なので玉座の間も安定するようになる金貸し―配給品で入る。
上述の通り倉庫のほうが良かった。
そして金貸しが沈んで2-6を出す。今日がらくたと改築と金貸しが沈んでるんだが!?
艀こそ入ったものの工房が買えてないのも非常に苦しい。
3巡目に仕方なく工房を入れるがこれはミスと思われる。4番手で玉座の間が枯れかけているのもあり直接購入するべきだった。
全員「4位は嫌だ!」という思考で動いていたために属州12枚なのに公領購入から入る人も居るなどグダグダの勝利点レースに突入。
出力が不安定でパーツも足りない状態であったが玉座4艀1の2番手が大事故を引き起こしていたのでなんとか3位に滑り込んだ。

雑感
やりたいことは分かりやすいがうまく動けなかったサプライ。4番手で2巡目の立ち上がりが最悪だったため仕方がないですね。
結果論だけど3T目に倉庫が入っていれば工房ー艀と買えて1位も狙えたのできっちり咎められたとも考えられます。
4位さえ取らなければ通過という何とも言えない状態で最終試合に臨むことになりました。

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